屋根工事・施工の流れ

屋根が痛んできている場合、塗装工事よりも葺替え工事をしたほうが良いというケースもあります。まずは屋根の不安を感じたら、プロの屋根技術者の目でしっかりと診断をしてもらいましょう。

 私たちは屋根塗装が必要か、葺き替えが必要か。しっかりご説明致しております。調査診断をし、お客様からのご要望をお伺いし、ご提案をしております。
 実は、お客様が屋根塗装をお考えの場合でも、屋根の傷みや屋根材の種類などによりどうしても塗装が出来ない場合がございます。そういった事態でもわかりやすく、丁寧にご説明を差し上げます。ソーラーパネルの保証を考えた屋根の葺き替え方法等もございますのでお気軽にお問い合わせください。

※注) 屋根状況に応じて、塗装不可と判断した場合にはお断りさせて頂く場合がございます。
※注) 破損などの瑕疵責任のトラブル防止の為、屋根に登る際にはお客様にご在宅をお願いしております。

屋根の葺替え工事になった場合には、以下のように工事を行います。

①まず、既存の瓦を撤去します。

 葺き替え工事の最初の工事は、現在屋根に乗っている屋根材の撤去・解体作業です。瓦や、コロニアル。瓦棒やシングル屋根など様々な屋根材があります。その屋根材の全てを 剥がして取り払って生きます。屋根材にはコンクリートや鉄板、板金や材木など様々な材料があり、それを解体し撤去していきます。
 廃材を撤去処分するにあたり、弊社は処分業者よりマニュフェスト発行をされていますので不法投棄などでお客様にご迷惑をおかけすることは ございませんので、ご安心して頂けます。

※注) アスベストが混入している建材については別途にご相談が必要になります。
※注) 屋根葺き替え工事においては、弊社規定により足場架設は必ず必要になります。
※注) 天候を考慮しながらの作業工程になりますので、予定工期より伸びることが有ります。
※注) 屋根材などの解体も行う場合がありますので、騒音がでます。

②次に、野地板を張り付けます。

 野地板とは屋根材の下地になる平な板のことで、構造用合板といわれる材料になりま。910×1820の大きさで厚みは12mmです。よほど雨漏りがしていて既存の野地板が腐っている等の特別な場合を除き、ほとんどの場合には既存の野地板に重ね貼りをしていきます。

※注) 屋根の形状により、電動工具などで切断作業の騒音が出ることがあります。
※注) 外壁塗装と同時に行う場合には、塗装工事を一時中断する場合がございます。

③さらに、防水シート(アスファルトルーフィング)を張り付けます。

 防水シートとは、屋根材の隙間から侵入した雨等を下地に入れないように、外に流すためのシートです。アスファルトルーフィングやゴムアスファルトルーフィング等が代表格です。屋根材と防水シートは、両方セットになりしっかりとした性能を発揮するものとお考えください。
 屋根材、防水シート、野地板、垂木。と屋根の上から2番目に位置し、止水する為に非常に大事になるシートです。下から順々に重ね合わせてしっかりと貼って行きます。

④そして、新しい屋根材を設置します。

こちらはスレート屋根。
こちらは瓦屋根

 いよいよ新しい屋根材を加工しながら取り付けていきます。上記で説明した野地板、ルーフィングの上に屋根を貼っていきます。ガルバニウム鋼板や、コロニアル等の屋根材の場合には、棟板金や谷板金などの特殊な部分を加工作成した取り付けていきます。そして雪止めなどの最終的な仕上げの取り付けも行っていきます。
 コロニアル屋根からガルバニウムの屋根材に屋根をふき替えると雨の音が以前よりうるさく感じることがあります。鉄板系の材質に変わるからです。 そういった「せっかく変えたのに失敗した」等とならないように、しっかりと性能やメリット、 デメリットをご理解した上での葺き替え工事をいたしましょう。「こうしたい」「ああしたい」 から始まり、「なにかデメリットはないか?」等をしっかりご相談して、ご納得した上で リフォーム工事をご一緒に進めて参りましょう。

※注) 各種屋根材は、弊社ショールームに実物が展示されていますのでご確認ください。

一見簡単な作業のように見えますが、全て屋根上での作業であるため
◎天気の影響なども受けやすいこと
◎また1つ1つの部材がある程度の重さがあり、危険も伴うこと
◎それぞれの住宅の屋根のサイズに合わせて調整が必要であること


これらの要因から、屋根の葺替え工事も、極めて高い専門性が求められますので、どうぞ、創業以来35年以上の私たちアサヒリフォームへお任せください。

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